八甲田山遭難事件
1902/01/23
青森歩兵第5連隊の兵士210人が吹雪のため遭難、199人が凍死した。
    
1902/01/23   八甲田山遭難事件 (〜01/25)
〜 あああ 〜
あああ
taro's トーク ああああああ
引用―ところで、
両斥候隊が出発した約三時間後、午前十時、突然、救援隊が来たぞ、という叫び声が起った。
見れば、前方高地から吹雪の中を、二列になり一列になりして、隊列が急行してくる。
「茲ニ於テ、翕然歓極リテ感泣セルモノアリ。士気大ニ昂ル」
倉石大尉は、ラッパ手春日八太夫二等卒にラッパ吹奏を命じた。
「春日、早く集合ラッパを吹け。集レ、だ」
春日二等卒は吹奏しようとしたが、ラッパは凍結し、疲労して腹に力がはいらない。
やっと、息を吹きこみ、「僅ニ断絶セル一、二声ヲ発シタ」だけであった。 ラッパを口から離そうとすると、凍りついた唇の肉がもぎとれた。
“救援隊”は、やがて枯木の列とわかり、昂揚した兵の士気は、一転して沈下した。
士気の沈滞は、“救援隊”誤認で表示された「思考力の減退」をより促進させてか、 駒込川を下る筏を作ろうといったり、奇声を発して走りだして雪中に没入する兵も、いた。
児島襄 「日露戦争」  第1巻 P.149この本を入手
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。