藤村操(一高生)華厳の滝で投身自殺
1903/05/22
遺書「巌頭の感」を残して エリート学生が自殺し、社会に衝撃がはしった。
    
1903/05/22   藤村操(一高生)華厳の滝で投身自殺
1904/02/10   対露宣戦布告 (日露戦争勃発)
1927/07/24   芥川龍之介自殺
1933/01/09   三原山で実践女学校生徒が投身自殺
〜 「巌頭の感」 (一部改) 〜
悠々たるかな天壌、遼々たるかな古今、五尺の小躯をもってこの大をはからんとす。 ホレーショの哲学ついに何らのオーソリチーを価するものぞ。 万有の真相はただ一言にしてつくす、いわく「不可解」。 われこの恨をいだきて煩悶ついに死を決するに至る。 すでに巌頭に立つに及んで胸中何らの不安あるなし。 はじめて知る大なる悲観は大なる楽観に一致するを。
taro's トーク 2003年11月「クリック20世紀」をついに公開、当然人の目が気になる。 すると、アクセス解析の結果を見ながら、あれこれ想像する時間が増える。 どんなキーワードをきっかけに人が弊サイトを訪れるかもアクセス解析でわかる。 いちばん予想外だったのは「藤村操」というキーワードでやってくる人の多さだ。 月末、TVドラマの影響で「溥儀」が首位に立つまで、人名では彼の名がトップであり続けた。 なんでだろう、と考え続けている。あまりいい想像は浮かばない。 100年前に自殺した青年に、共感を覚える人が増えているということだろうか。 自殺を否定することはtaroはしない。 taroの考えでは、人は白紙と鉛筆を持って生まれてくる。何を描こうと自由だ。 taroはtaroなりに何かを描いてから死にたいと思っているが、何かを描く前に、自ら紙と鉛筆をつき返してしまう人もいる。 藤村などまさにそうだ。 彼は、「不可解」を可能性や希望や夢の同義語だとはついに思えなかったようだ。 そのような人が増えているということなのだろうか。 taroの知らない別の理由があるのかもしれない。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。