共産党機関紙「赤旗」創刊 1928/02/01
〜 あああ 〜
あああ
taro's トーク
ああああああ
引用日本共産党常任委員会は、非合法機関紙「赤旗」第一号を
昭和三年二月一日付で発行したが、執筆には常任委員会が当り、編集、印刷、発送方面は渡辺が指導した。
第一号は千五百部、謄写版十数頁のものだったが、ここではすべての主張が赤裸々に述べられてあった。
それまで何度かモスクワからすすめられながら、なかなか実現できなかった党の機関紙が出たというので、
党員を大いに奮起させた。
また、機関紙の発行に先立って委員会は、共産党の存在と、十三項目から成る行動綱領とを
一般大衆に報らせるため、ビラを撒布した。
ビラには「労働者農民の政府」「プロレタリアート独裁」のスローガンを掲げ、
はっきりと「日本共産党」と署名してあった。
党員は、これを見て泣いてよろこんだ。
日本共産党創立以来、党みずからが大衆の前に出たのは、実にこのときをもって初めとする。
松本清張 「昭和史発掘(2)」
P.237この本を入手
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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