巌松堂(神田)少年店員42名、丁稚制度に反対して争議
1928/03/13
思春期店員たちの労働争議。 ぼくらを「どん」と呼ばないで。
    
1928/03/13   巌松堂(神田)少年店員42名、丁稚制度に反対して争議
〜 店員たちの要求 〜
名前に「どん」をつけるな/なぐるな/玄米食反対/積立金反対/休みを月3回に!
taro's トーク taroの想像では、少年たちの第一回会議は深夜、誰かが店への不満をもらしたことからはじまった。 それが呼び水になり、要求は次々に出た。 なぐられたくない、白いご飯が食べたい、お金を使いたい、もっと休みがほしい。 誰かが「どん」と呼ばれたくないと口にすると、 他の少年たちがたちまちこれに共感した。で、さっそく要求項目に加えられた。 単なる想像だからもちろん何の根拠もないが、 つまり、それぐらい彼らは「どん」と呼ばれることが嫌だったのだと思う。 人前で「taroどん」なんて呼ばれると、カッコわるかったりとか、わけもなく自分がみじめなものに感じられたりとか。 そんな切実な思いを、旦那さんや番頭さんたちは、 いったいどのぐらい理解してくれたのだろうか。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。