浜口首相狙撃事件
1930/11/14
浜口首相が右翼青年の凶弾に倒れ、テロの時代が始まった。
    
1929/07/02   浜口内閣成立 (首相:浜口雄幸
1929/07/29   緊縮実行予算発表 (蔵相:井上準之助
1929/10/15   政府、全官吏の1割減俸を声明 (10/22 撤回)
1929/10/24   米・ウォール街、株価大暴落 (→世界恐慌)
1929/11/26   閣議、ロンドン軍縮全権に対する対米7割要求の訓令を決定
1930/01/11   金解禁 (蔵相:井上準之助
1930/01/21   ロンドン海軍軍縮会議開催 (主席全権:若槻礼次郎
1930/04/22   ロンドン海軍軍縮条約調印
1930/04/25   統帥権干犯問題 (犬養毅鳩山一郎が追及)
1930/06/10   加藤軍令部長、帷幄上奏で単独辞任 (統帥権干犯問題)
1930/10/03   財部海相辞任
1930/10/27   軍縮記念放送 (浜口首相マクドナルド首相フーバー大統領
1930/11/14   浜口首相狙撃事件 (東京駅/犯人:佐郷屋留雄)
1931/03/09   幣原首相代理解任
1931/03/10   浜口首相登院
1931/03/17   三月事件 (陸軍によるクーデター未遂)
1931/04/13   浜口内閣総辞職
1931/08/26   浜口雄幸
1931/09/18   柳条湖事件 (満州事変勃発)
1931/10/17   十月事件 (桜会によるクーデター未遂)
1932/02/09   血盟団事件@ (井上準之助暗殺)
〜 犯人:佐郷屋留雄 (23歳/愛国社所属) 〜
犯行理由:経済政策の失敗/統帥権の干犯 (統帥権とは何かはわからない)
taro's トーク ああああああ
語録 私は大ぜいの群衆をかきわけて貴賓室にかけつけてみると、首相は既にぐったりと弱って横になってゐた。 だが、中学以来の親友たる私の顔が見えたので、浜口は気丈になり、やや安心したのであらう。 苦しい呼吸の下から、
「男子の本懐だ」
と絞るやうな声が、痛ましくも私の耳朶をうった。
幣原喜重郎 (外相)
引用一九三一年(昭和六)度の閣議編成も終わり、浜口首相は、 陸軍大演習を陪観するため、岡山へむかうことになった。 一一月一四日、東京駅午前九時発超特急「つばめ」号に乗る予定であった。 浜口は、随員をしたがえて、午前八時四五分前後に東京駅の玄関口にあらわれ、駅長室にはいって、しばらく休憩した。 発車時刻五分ほど前に、東京駅長の先導で「つばめ」号の前方から六両目の一等車にむかったところ、突然、 一発の銃声がとどろいた。 四メートルほど先に、久留米絣の着物に紺の袴をつけ足駄をはいた壮士風の男が、拳銃を持ったままつっ立っていた。 犯人の佐郷屋留雄である。 随員の中島弥団次秘書官が「やられた」と叫んだ瞬間、首相は、 両手で腹部を押さえながら、その場に崩れそうになり、周囲の人にあわてて抱きかかえられた。 警戒の警官が犯人に飛びかかり、その場でねじふせて、手首と足に無数の縄をかけた。 ほんの一瞬の出来事であった。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。