エドワルト・ベネシュ 1884 − 1948
大統領、首相、外相、チェコ民族会議書記長 / チェコ
エピソード 1調査中。
引用東欧諸国の政治家のなかには、チェコスロヴァキアの外相ベネシュのように自国を小国と位置づけて、
小国の立場から積極的に外交を展開しようとする人物があらわれた。
ベネシュは東欧諸国が対立を乗り越え、相互に協力しあう状況を生み出すためには、ヨーロッパ全体に安全保障体制を築き、
相互の友好関係を保つ努力が不可欠であると考えた。
かれは二〇年一月に誕生した国際連盟に信頼をおき、大国中心の権力政治に代わる国際的な民主主義の実現に努めた。
たとえば、ベネシュは東欧三国からなる小協商とよばれる同盟体制を築いて、
これを拠点として活発な小国外交をおこなった。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
「ベネシュ」は「ベネッシュ」とも表記されることがあります。 |