ヘンリー・フォード
1863 − 1947
実業家、「自動車王」 / アメリカ
一覧 (ハ) 本を入手 
エピソード 1調査中。
・ 
・ 
・ 
・ 
・ 
・ 
・ 
・ 
・ 
1914/07/28   オーストリア、セルビアに宣戦布告 (第一次世界大戦勃発)
1919/06/28   ベルサイユ条約調印 (北京政府、調印拒否)
1939/09/01   ドイツ軍、ポーランド侵攻開始 (第二次世界大戦勃発)
1941/12/08   ハワイ奇襲攻撃 (AM03:25/太平洋戦争勃発)
1945/05/07   ドイツ、無条件降伏 (ベルリン陥落)
1945/09/02   降伏文書調印 (全権:重光葵梅津美治郎/第二次世界大戦終結)
引用一九〇八年に、二十世紀の生活様式をいっぺんさせるほどの男が登場する。 それが、この年にT型フォード車を開発したヘンリー・フォードである。
ミシガン州の農村に生まれた彼は、少年の頃から機械にとりつかれ、十六歳でデトロイトの機械工場へ見習いとして採用され、 やがてエジソン電気会社の技師となった。 しかしすぐにやめて、新しいエンジンの開発に取り組み、一八九六年には自分の家にガレージを建て、その中で最初の自動車を完成させた。
二十世紀へ入って、彼は本格的な活動を開始する。 一九〇三年にはミシガン州ランシングにフォード・モーター会社を創立、試作に試作を重ねた後、 歴史に残るT型フォード車の開発に成功した。 もちろんそれまでにも自動車は僅かに走っていたが、実用的なものではなく、富裕層だけが持てる玩具のようなもので、 それをフォードが一変させたのである。
一九一三年にはベルトコンベア方式の大量生産を実現させ、これはフォードの考えが社会的に受け入れられる決定打となった。 彼は自動車を製造している労働者が、その自動車を買えるようになることを目標としていたのだ。
T型フォード車を開発した一九〇八年に会社は一万六百七台を作り、一台八五〇ドルで販売したが、 一九一六年には年間七三万台を越える生産台数となり、価格も三六〇ドルにまで安くなった。 さらに二四年には二九〇ドルという低価格を実現させている。 二七年までにT型フォード車は、合計なんと千五百万台以上を生産したという。 一家に一台という普及ぶりで、アメリカがこの時代に、世界に先がけて大衆消費社会を実現させたといっていいだろう。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。