山本 五十六 1884 − 1943
[ やまもと・いそろく ]
連合艦隊司令長官、海軍次官、元帥海軍大将(死後)
エピソード 1彼のハワイ奇襲攻撃計画は海軍内部の大反対を受けたが、
その理由は主に投機性が強すぎるということだった。
そんな反対論の背景には、彼のギャンブル狂があったようだ。
海軍は、連合艦隊司令長官がばくち好きであることを公言しないように、というオタッシまで出している。
語録
やって見せ 言って聞かせて やらせて見て ほめてやらねば 人は動かず
語録
大勢に押されて立上がらざるを得ずとすれば、艦隊担当者としては到底尋常一様の作戦にては見込み立たず。
結局、桶狭間と鵯越と川中島とを併せ行うの已むを得ざる羽目に追込まれる次第に御座候。
語録
四千マイルが理想なのだ。四千マイル飛べれば、日本が委任統治をしている南洋の東の端のマーシャル諸島から飛ばして、
ハワイの偵察をやり、往復することができる。
馬力不足でどうしても四千マイルが無理ならば、二千マイル以上は飛べるようにしてくれ、そうすれば、
ハワイを偵察後は、艦隊が今日はいないという無電を打って、飛行機を放棄し、潜水艦が乗員を救助すればよい。
最低限二千マイルは必要なのだから、それを実現するためとあらば、兵装もいらんのだ。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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